開催終了 展覧会

横井照子
「華やぐ赤、煌めく白」

《野に咲くひなげし》
1987年 エッグテンペラ・メタリックペイント、紙

横井照子は「絵を詩のように描く花の画家」として、多くのひなげしの作品を描いていますが、ひなげし以外にも多くの四季の花を描いています。いずれも可憐で佇まいが大変美しい花たちは、彼女の感性と筆致によって光と彩りにハーモナイズされ、躍動感あふれる鮮やかな姿で表現されています。
当企画展では、彼女が好んで描いた花「ひなげし」「椿」「水蓮」「こぶし」を描いた作品に焦点を当て展示します。赤い花、白い花のそれぞれが持つ風合いを感じながら、咲き誇る横井照子の世界を堪能いただこうと思います。

  • 《やぶ椿》
    2002年 エッグテンペラ・メタリックペイント、紙

  • 《Mondlicht》
    2012年 エッグテンペラ・アクリル、紙