開催終了
展覧会
赤光(しゃっこう)
横井照子の画風の確立に一役買った“エッグテンペラ”。横井は1970年代から盛んにエッグテンペラによる表現に取り組んできました。1970年代初期~80年代中頃までは、前時代の抽象表現の影響が色濃く、その後花や木、四季の風景など具象表現へと変化していき、横井照子の作品における特徴である「日本画と西洋画の融合した表現」が大成されていきます。
本展では、表現の変化が顕著に表れ、また画風が確立されていくまでの重要な時代、およびそこで重要となる技法である“エッグテンペラ”に焦点を当てます。
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《日の出》
1970年 エッグテンペラ、紙 -
《Mai》
1978年 エッグテンペラ、紙